住宅現場レポート

工務店大工ブログNo.3   福岡県北九州市の木の家

寒空の下 軒の板張り

久しぶりに冷え込みましたね!

今季の冬は暖かいので大工にとっては有難いのですが、

何故か、外回り工事をする時はいつも雪が降ってしまう (笑)

現場大工 ヒロシです。

12月の土台敷の日も雪でした(*_*)

 

今回は行橋のK様邸での現場報告です。

K様邸は勝手口側の軒が広いので、その軒天を板で仕上げます。

もちろん、自然素材の木以外も選べますが

和風屋根の化粧垂木なので木の方が間違いなく相性が抜群ですね!

 

貼り仕舞いと共に粒が大きくなる 雪

朝に比べるとずいぶんと 雪が大きくなってきて、寒さも厳しくなってきましたが

深々と降る雪とこの仕上がりがとてもマッチしていてなんだか嬉しくなってしまいました!!(笑)

今の住宅は、昔に比べて

熱損失の少ない窓や壁内の断熱材のエリア大きくとったり等、かなり暖かい作り方になっていますので

和風の家でも暖かく過ごせるような作りになっていますので良いですね!

玄関先の軒天は 無節の目透かし板はり

こちらは玄関先の天井です。

来客者が目にする場所等には

沢山ある材料の中から一枚一枚綺麗なものを選び出し、

適材適所 の材料使いを行います。

一つ一つ表情が違う木だからこそ

この部分はとても大事ですね!

 

瓦職人の丁寧な仕事

家を建てるには大工以外にも様々な職人さんの力が必要になります。

今回は珍しい和瓦ということなので

瓦職人さんの素晴らしい瓦葺きを少しだけ紹介します!

瓦を敷くことを、瓦を葺く(ふく)と言います。

最近の住宅ではあまり 和瓦を見ることが無いですねぇ。

この和瓦。 葺くのがとても難しく

全体の仕上がりをイメージして

一枚一枚 並べていくのです。

これは長年の経験がないと、出来た時にバランスがおかしくなってしまい せっかくの家が台無しになってしまいます。

瓦と瓦の間に南蛮という黒い漆喰が塗られてます。

これも綺麗に塗られていて、完成してしまえば見えにくくなる部分ですが綺麗に塗られています。

この丁寧な仕上がりに瓦職人さんの心意気が感じられますね!

グリーンウッドは この

心でつくる

を大切にさせていただいております。

私たちは

私達の造る家を提供する事によって得れる、家族の幸せをプレゼントする事が最終目的であり 使命なので

このような心のある職人さん達で家を作らせていただいております。

K様、楽しいマイホーム生活 もうしばらくお待ちくださいね!

寒暖の差が大きいので体調崩されないよう、お気をつけてくださいね。