ヒロシブログ
No,249　急がば回れ

パッキーン

こんにちわ！大工工務店のヒロシです。
寒い寒い寒波真っ只中。気温３℃の夜中に鉋の調整と仕込みをしていたら…

刃がポキーンっと折れました。やってしまったー
一番の使い勝手の良さで仕上げ用の中でも一番信頼できる切れ味の鉋なんですよ。

元に戻すのに何時間…いや何日かかるだろうか…心が折れたのでこの子には直すまで冬眠をしてもらいます。

慌ててすると良いことないですね〜

 

勾配天井の仕上がり

F様邸の勾配天井には母屋を支える束（ケショウツカ）が入っています。
これに天井板を絡めるので手間をかけて仕上げていきます。

鉋の刃は折れましたが、ノミの刃はバッチリ仕上げて綺麗に天井を納めました。

こういう仕事には基準が明確にありません。しかし、どれだけここに熱を注げるかで仕上がりが変わってきます。
若手には常に仕事に熱を持って励んでもらえるように自分が示して行きます。

木目の美しさ。

グリーンウッドが造る木の家の天井は全て本物の木で仕上げます。

生きた木の板は一枚一枚違い
木の並べ方で印象が変わります。

いかに綺麗に、かつ天然の木をどれだけ活かせるかを意識して天井を仕上げています。

こういった想いを若手に受けつでいってもらいたいですね。