住宅現場レポート

小倉南区高津尾A様邸 新築工事

みなさま おはようございます。

ごきげんいかがでしょうか。

木の家工房のじんです。

すっかり秋の装い。

当社モデルルームの裏には公園があるのですが、

スズムシの鳴き声もチラホラ。

明日から10月。

はやっ!!!!( ゚Д゚)

 

 

さてさて

ただいま小倉南区で基礎工事をやっております。

先日は「埋蔵文化財試掘調査」が行われました。

「埋蔵文化財」

建物を建てる時に、建てる場所に文化財が埋まっていないかどうかを調査します。

文化財とは考古学の研究対象になる遺跡もしくは考古学資料のこと。

昔の人が住んでいた時の跡や古墳、貝塚などの「遺構(いこう)」

土器や石器などの「遺物(いぶつ)」ですね。

個人的にはイン〇ィーズジョーンズのイメージを持っています(笑)

 

文化財が埋まっていないかどうかをまず確かめるには、

通常は市町村の教育委員会が作成する遺跡地図もしくは、

遺跡台帳に載っているので北九州市の場合は市役所で調べることが出来ます。

今回は埋蔵文化財の包蔵地内、

埋蔵文化財が埋まっている可能性のある場所でした。

なおかつ、地盤調査の結果「地盤改良工事」が必要でしたので、

「試掘」を行い埋蔵文化財があるかどうかの調査を行いました。

ドキドキ結果を待ちました。

 

結果

昔の家の柱の跡が出てきましたが、

密度が希薄であるため発掘調査の必要はありませんでした。

ただし、掘削工事を行う際は調査員の方の立会調査が必要との事で、

基礎の掘り方をする時に来てもらうことになりました。

 

土器じゃなかった!!( 一一)!!

今回の工事は凄く珍しい展開です。

「地盤改良工事」

文化財課の方と打合せを行い。

地盤改良工事は立会調査は不要、

通常通り工事を行って問題なし。

となりましたので、ガンガン工事を行います!!

今回の地盤改良は「鋼管杭」です。

ズラズラっと並べているのが鋼管です。

めっちゃ重たいです。

これを家が建つところにブッさしていきます!!

こんな感じ。

ブッさしたあとは機械でグリグリ回転させて、

支持層(固いところ)まで深く地中に打ち込みます。

合計

何本

39本!!

(ウィズB! ナンチャッテー www)

「掘削工事と立会調査」

そして先日、掘削工事を行い、

文化財課の方も来ていただきました。

掘削中も土器が出ないかドキドキしましたが、 (←どうしても言いたかった…)

特に何も出ず。

このまま工事を進めていくことになりました。

A様!長らくお待たせいたしました。

「鎮めもの」

掘削も終わり、最後の最後に私はあるモノを埋めてきました。

お家の真ん中付近。

お家の「おへそ」に。

地鎮祭の時にお預かりしていた「鎮めもの」です。

土地の神様をしずめるために地中に埋めるもの。

工事の安全と、これから始まる生活の平安を祈念するものです。

 

本日も頑張りますよー!(/・ω・)/