トピックス項目
日常の風景
みなさんこんにちは。グリーンウッドの代表をしております梅谷ひろしです。
うどん屋さんってあちこちにありますよね。おもしろいな~って思ってしまうんです。
定食屋さんより多いんじゃないのかな?昔から庶民に愛されてきた日本のソウルフードですよねぇ。 写真は天盛うどんで370円!安!
大工がいない世界
みなさん、大工人口が激減しているって知っていますか?
10年以上まえから業界では噂程度に広まっていましたが、まだまだ職人がいましたのでのんびりと考えている人が多かったんです。ところが、ここ最近では実際に大工がいない!と良く耳にします。
グリーンウッドは大工育成工務店であり、大工を正規雇用し社員として雇用しています。総勢6人の大工が常駐しています。
だからか、毎日「大工仕事をしてくれませんか?」と色んな会社から問い合わせが来ます。自社で手一杯なのでお断りをさせて頂いております…
グリーンウッドは木の家専門の家を建てる工務店ですが、1級建築士事務所です。
営業・設計から施工・大工工事まで一貫して行いますので「大工100%工務店」でもあります。こうしてブログを書いている代表の私自身も大工でしたし、今でも大工工事が出来ます。特に細かい仕事が得意で作り込みのが性分にあっていますね。
それはさておき、みなさんは「大工がいない」ことを実際に体感されていますか?なかなかないと思いますよね。
でも、石川県などの被災地では大問題になっています。
そもそも他業種の職人もたらず常に人手不足のような状況です。
大工がいない世界はすでに始まっている。
20年前の半分
ここに総務省のデータがあります。
大工がどれだけ減ったかというと2005年から半分にまでへりました。
そしてさらに減っています。
住宅は建ててからが需要で長いです。
建てたあとの家は誰がみるのか?台風、地震 水災 で建物が被害を受けた時、大工を見つけすぐに工事に着手できるのか。
一刻も早く雨漏りを直してほしい。屋根を塞いでほしい。そんな時に即対応が出来ない世の中になってくると思います。
石川県の被災地にいった職人さんの話では「人手がないから凄く汚い仕事をして報酬をもらおうとする職人が来ている」と言っていました。
人がいないから誰でもいいから仕事が出来ると言えれば被災地で素人感覚で住宅の復旧に携わることが出来てしまうんです。
そんな人達にグリーンウッドの住宅を扱ってほしくないです。
家族の思い出、安らげる空間。それがグリーンウッドの木の家ですから何かあった時は弊社で対応できるように大工は常に育成し終身雇用をして大工とOB様の未来を守りたいと思っています。