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暑さが続く。
こんにちは。グリーンウッドの代表をしております梅谷 ヒロシです。
下の名前はあえて「ヒロシ」とカタカナにしているのは元の漢字を読み間違われるのであえてカタカナにしているのですが、この「ヒロシ」を本当の名前と思ったのか業者さんからは 「梅谷 ヒロシ」とカタカナで宛先をいただくことが良くあります(笑)
本当は「裕司」で「ヒロシ」です。 ヒロシです…ヒロシです…
最近、雨が降らないとです。でも今日は降ってくれたのでなんぼか気温が低いとです。ヒロシです。
暑い夏は朝か夕方。
日中はうだるような気温と湿度で何をするにも汗がふきでますが、仕事となると全然余裕なんです。
しかし、休みの時や好きなことをするとなると一気に嫌気がします。
ある日思いつきました。「暑くなる前にすればいい。」
夜明け前が一番気温が低く、それは夏も冬も同じです。高性能住宅を建てるものとしてはみんな知っている知識です。
そこで朝早くから空いているお店はないか調べていると、6時から開けているライダーズカフェを見つけました!
場所は日田。5時に出て6時過ぎにモーニングコーヒーを飲んで暑くなる前に帰りました。これは良いですね。渋滞もなくて快適でした。
風も涼しかったです。
ただ、朝いちばんは鹿やイノシシが道にいるので気を付けないといけませんね。
100年前からやってきた木材。
グリーンウッドは木材使用量が地域ナンバーワンの工務店です。
普段から木材の業者さんと話をしていますが、今回は三重県の木材市場のお話をききました。
三重県はヒノキや杉の産地として有名で、京都や奈良からも近く古くから木造建築の材料の拠点でした。
京都のお寺や神社なども三重の材料が使われていたりします。
そんな三重県での木材市場ですごい材料が売られていました。
高さ30センチ長さ6メートル
木材の中では上品な樹種にあたるヒノキの木材で
高さ30センチ! 長さ 6メートル! しかも 節が一切なく 曲がりもないヒノキの材料です。
一般の住宅では高さ30センチは使う機会はありますが、節はあります。
6メートルで節が全くないヒノキな生きていて見れるのは古くからある寺社仏閣くらいしかありません。それの加工前の材料だなんてそうそうないですよ。
しかも、木は長い年月を経てこの姿になります。
調べてみると、このサイズの材料を取るには80年~100年 育てる必要があるそうです。
1925年(大正14年)に三重県の山で生を受けたヒノキが2025年に受け継がれています。
めちゃくちゃロマンがありますね。
無節は山師の手が必要
しかも、無節のヒノキということなので100年間 山師によって「枝打ち」といって枝を切り落としす作業が必要なんです。
親子、もしくは孫と渡って100年育てられたヒノキだったんですね。
感動します。日本の木材はこうしてたくさんの時間を経て材料になります。
住宅用の柱は杉の柱で40年くらい。ヒノキで50年くらいで柱になるんです。
今、大規模な太陽光パネルで森林破壊などが叫ばれていたり、山に携わる人が減ってしまい将来の住宅用の材料が減ってきています。
このような現実がおきていることを皆さんにも知っててもらいたいなと思います。
緑を守っていくために何かできることをちょっとずつでもやっていきましょう!