大工工事の始まり始まり
始動します。木の家in 八幡東区!
あなたの街の工務店大工。どーもヒロシです。
グリーンウッド今回は八幡東区に侵攻しています。
基礎が仕上がったという連絡を受け、いの一番に基礎へ墨出し。土台の配置を決める重要な作業です。しっかり対角線も確認します。
材料の搬入を受け取るのも大工の仕事
翌日の朝にトラックに積んだ4寸角檜の土台材がやってきました。
この材料を受け取るところから大工工事の口火が切られます。
柴田常務に防蟻のホウ酸を散布してもらい、かたや大工は土台材に基礎から出ているボルトの位置を印付け。穴あけ。
気密パッキンの施工から土台を仮据え
基礎断熱なので、床下も室内という捉え方ですので気密パッキンの施工をしています。ここで、マニュアルにはない一手間をかけることで気密もれを無くします。
土台固定のボルトを前日に墨出した基準線に合わせて固定していきます。そのままの状態では木はまっすぐではありませんのでこれを正します。
土台ができたら大引きと言われる土台材の子分みたいなやつをおさめていきます。
同時に床下に配置する第一種換気システムの配置です。
基礎の銀色の配管が外に空気を捨てる排気ダクトですね。
マーベックス 澄家
蜘蛛みたいな排気用のチャンバーです。ここに一度各部屋の排気用ダクトが集まり一本の太いダクトで外部に排気されます。各部屋から均等に空気を排気するためのパーツです。電気などは一切使っていないので消耗することはありません。
高気密×マーベックスの組み合わせで家の中の空気がきちんと入れ替わります。
相互作用をしているので気密施工はとても重要です。
骨組みができました。
これでやっと床の下地材をのせる事ができます。
見えなくなる前に今一度基礎内をチェック
基礎内の断熱に漏れがないか、基礎内がきれいに掃除できているか今一度再確認をします。塞いでしまったらやり直すのも大変ですし、ちょっと一回ここで呼吸を整える意味でも手を止めることは大切だと思います。
床材の施工後にブルーシートで養生
雨に濡らしたくないので幾重にも重ねてブルーシートを貼ります。
残りの材料を上に据えてさらにブルーシート
防水性の高級ブルーシートです(笑)
タッカーで風に煽られないようにしっかりと止めて雨を凌いでもらいます。
ここまででやっと土台敷が完了しました。
片付けをしているとご近所の年配のご夫婦から『賑やかになるねー』と突然お声をかけてくださいました。
『朝から大きい音で作業してご迷惑かけてます』というと
『大丈夫よー。新しい家ができて元気な人が住んでくれると思うとこれから楽しみやね〜』っと言ってくださいました。
私はいつも、お施主様のために家を建ててると意識しながら作業をしていますがもっと大きな、地域の人のために家を建ててもいるんだなぁと実感した瞬間でした。
建築業はその地域にお邪魔して仕事をします。いつも思うのは うるさくて迷惑しか掛けてないと思っていましたが、そうじゃなく思ってくださる方もいるんだなぁとやり甲斐に溢れる日でした。
これから上棟にむけて残りの段取りも頑張るぞ!