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No,159
遠賀郡の木の家 階段編

あちゃ〜!

こんにちわ!木の家工務店のヒロシです。

見てください。ぶつけちゃいました。。大事にしていたのですが、一人相撲でやってしまいました。。

最近流行っているドラレコ内蔵のデジタルルームミラーで後ろを見ていたら、足元の背の低いポールに優しくタッチしました。全然スピードは出ていなかったのですが、車両重量があるので結構凹みましたね。

でも、何かのタイミングなのかもと色々ポジティブに捉えているので立ち直りも早いです笑 何より、誰かに怪我をさせなくて良かったし自身の体も元気なので良かったです!昔は物を破損させてしまった時はすごいショックを受けていましたが、今は体が問題なければなんちゃないです(笑)

 

元気よく階段!

はい!プレカットになりますが、階段です!今回は直ー3段まわりー直ー2段まわりと手がかかる階段なんですが、そこは私燃えます。

大変な仕事ほどやりがいが湧いてきます。

 

第一手順

階段の外回りの側板(ガワイタ)を回します。ここも大変な箇所があります。

プレカット階段はきちっとした計算で予め加工されていますが所詮机上の計算です。現場の柱の位置は微っ妙〜にずれています。だって無垢材ですし木は時間がたてば少しずつ内部の水分が蒸発し含水率が下がっていき乾燥がさらに進みます。その時に捻ったり割れたりと。

上棟の時に比べると柱のコンディションは全く違います。そんな状況に合わせて現場の大工が辻褄を合わせるように階段の施工をしていきます。計算だけができても階段は作れるものではないのです。

第二手順

まわり階段から手をつけます。下からとか上からとかじゃなくまずは回り階段からします。

柱に刺さる段板は絶対にミスが許されません。何度も寸法をあたり確認をしてカットします。柱に刺さる部分も同様に確認を繰り返します。

クロスの家だと、この段板が刺さる柱(親柱)はクロスで隠れるので甘い作りをしても問題ないのですが、グリーンウッドはこの柱を見せます。化粧柱なのでノコやノミを入れるのも慎重になります。

同様に上の回り階段も神経を使って収めます。

まわりができたら床からの直階段をかけます。

柱側の側板を収めて段板をかけていきます。

この時に先の仕上がりを予測して仕込みを仕込んでいます。

上から見て

階段をかけ終わると養生までしっかりします。階段は大工だけじゃなくて他の職人も使いますので養生はしっかり行います。特に上から物を落としやすい箇所なので。

今回は一番最初に階段を掛けました。二階への材料の運搬や、打ち合わせでお施主様が二階に上がりやすいってのがメリットですね。大工や家の仕様によっては後半に掛けないといけないパターンもあるのでご了承ください。

現在湯の段取りをしていますので次回は一気に木の匂い溢れる家になります!

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