工務店スタッフブログ

工務店大工ブログ
No,171
 大雨からのジメジメ。家の中だけは快適がいい

雨降りすぎじゃないか

こんにちわ。木の家工務店大工のヒロシです。

みなさん、連日の大雨いかがお過ごしでしたか?

せっかくのお盆休みに3密を控えて屋外でのリフレッシュを計画されていた方が多かったと思います。我が家には愛犬の黒柴クロノスケがいるのですが、毎日大雨に打たれながら朝晩の散歩にいくことでうんざり顔しているようです笑

いつもの散歩コースの用水路の水カサがとんでもないことになっていました。

 

犬用雨具装着も嫌がられてすぐに脱がせる結果となりました。

こんな雨の日、大変なのは洗濯物。我が家はこないだ洗濯機が壊れ新型のドラム式洗濯乾燥機を導入しましたが、熱による衣類の縮みがあるので洗濯物の6割ほどのは室内干しになっています。良い塩梅で乾燥してくれるのって難しいんですね。

室内干しにするとこんな雨の日は湿度爆上がり

我が家は賃貸アパートなので雨が降るだけで室内ジメジメするのに室内干しとなると堪りません!しまいには壁掛け時計が曇ってました笑

室温コントロールよりも難しい、室内の湿度コントロール

この表は室内の温度(°c)と湿度(%)から空気中の水蒸気量を確認できる早見表です。

馴染みのある湿度〇〇%っていうのは気温に対しての水蒸気量のことで、気温が変われば同じ水蒸気量でも%は変わってくるんです。

簡単に言えば、気温30°のときは100Lのバケツ半分の60Lで、全体の60%とすれば

気温20°のときは80Lのバケツに上の60Lを移した時、全体の75%になるということです。

同じ水の量でも気温によって湿度の%が変わるのです。これを相対湿度と言います。

難しいことはさておき大切なのはこの早見表の水色と黄色の部分です。

この境目あたりが一番快適に過ごせる湿度エリアになります。

湿度が高いとカビやダニの繁殖が盛んになります。

湿度が低いとウイルスなどの好んだ環境になります。その良い塩梅が一番健康に過ごせるエリアなんですが、人間ってすごいですよね!体感でそれがわかるんです。ジメジメしてるなぁっと思えば湿度が実際高いんですからね。

 

じゃあエアコンを除湿させながら使おう!

というのが一番最初に思いつきますが、実際にやって見てください。そしてそれを保てるか試してもらいたいです。

実際にやってみると、私の住んでる賃貸アパートではなかなか湿度が下がりません。そもそも保つ前から目標数値までいきません(笑)

 

室内干しをすると70%(早見表の青色)に突入!2LDKの狭い家でエアコン2台使っても湿度が落ちません。これって室内干しだけが原因ではないんです。室内干しをやめても下がりづらいからです。

それは気密性が関係してきます。気密性が悪いと家のあちこちに隙間が空いている状態なので外の湿度が室内に入り込んでくる状況なんですね。ましてや大雨の日なんて。。

なのでお金を払って電気を使いエアコンで除湿をしようとしても隙間から湿気が入ってくる。。そしてまたエアコンを使ってお金を。。。というふうに光熱費がバンバン膨らみます。

早く高気密の家に住みたい。。

今回は住宅性能の気密について、この時期ならではの不快な湿気を使って説明してみました。

下記のボタンからLINE友だち追加 よろしくお願い致します。
友だち追加