屋根垂木は大工で加工
上棟日周辺が雨模様でひよってるヒロシです。
上棟のタイミングでは雨は降ってほしくありませんね〜
土台敷の終わるタイミングで現場に搬入された屋根垂木は大工加工。プレカットが主流の現代では屋根垂木を大工が加工するなんてほとんどありませんが、グリーンウッドでは違います。 切妻屋根も寄棟もなんでも計算して丸鋸でカット。墨付け。
桁の上にいる人たちがわかりやすいように配置もかいてあげるのも大切です。
小倉に戻り大黒加工が始まります。
一本20万と言う大黒柱を加工していきます。
たくさん傷が入っている荒い状態です。ここに来るまでにたくさんの運搬時の勲章のような傷がたくさん入っています。ここから見学会で見るような綺麗な柱に仕上げます。
ある程度機械で大まかなサイズに加工をすると出てくる節。カットできる位置であれば避けて仕事をします。今回は根本の方だったのでカットして加工します。
↑before
after
丹精こめた自慢の鉋でピカピカに仕上げました。途中、逆目と言う木の表面がザラザラになる現象が出ましたが仕上げ用の鉋で丁寧に薄く薄く削ると綺麗になってくれます。鉋の切れ味が良くないと薄く削ることはできません。
ここからきれいに養生をします。
家が完成してようやくこの養生が外されます。 それまではお楽しみはとっておいてください。
上棟への準備完了です!