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伊礼智さんセミナー
こんにちは。グリーンウッドの代表をしております梅谷ヒロシです。
少し前ですが、伊礼智建築士さんのセミナー開催についての説明会に参加してまいりました。
以前より、伊礼智さんの講習に参加していましたが、年末から開催される伊礼塾の開催の説明会及び建築事例のお話を聞いてきました。
相変わらず優しい方で、それが家つくりにも配慮されています。
伊礼さんの住宅は居場所や居心地、外との繋がりを上手に建築物で表現されています。これらはディティールは違えどグリーンウッドの住宅でも設計できる内容で、プランニングですべて表現できるんです。
木の家で伊礼さんのような居心地のある住宅を提供できるよう日々研鑽しております。
外観のテイスト
伊礼さんの住宅は基本的に塗り壁の住宅になります。
弊社でも以前より塗り壁外壁を選べるようになっています。
サイディングでは表現できない建物の良さが一気に増す塗り壁の外壁は人気が高いです。
仕上がったときもそうなんですが時間が経つにつれて家全体の味わいがでて、周囲と溶け込み自然な感じになっていきます。一言でいうと建物古さを感じさせないんですね。
塗り壁の強さ
塗り壁の外壁に自転車のかごが当たっていますが、外壁が傷つくかと思いきや全くそんなことありませんでした。そもそも傷が目立たないパターンで仕上げられているというのもありますが、モルタルを塗られているので強度がめちゃくちゃ強いです。
当てまくっているので自転車のかごのほうが傷になって錆び始めていますね。
塗かべの外壁は強いです。
強さの仕組み
これは塗り壁の内部がどうなっているかがわかるようになったものです。
上から白い布みたいなのが透湿防水シートで弊社では耐久性の高い「タイベック」を使用しています。ここが防水の砦になります。
下に行くほど仕上げになっていきますが、途中にモルタルの層があります。これが15mmもあって尚且つガラス繊維ネットで割れを防いでいます。(繊維質があるので手では絶対にちぎれない強さを持っています)
その上に仕上げ材を塗るのでそりゃ強いですよね(笑)
昔は塗り壁は割れる。落下する。と言われてきましたが、現代の塗り壁はそんなことはありません。下地の構造の作り方が強固にできています。安心してください。
モルタル層(石のようなものです)の下地の状態です。これですでに強度が出来ています。
仕上げ塗り
仕上げ材を塗って外観を仕上げます。お化粧みたいなかんじですね。
手仕事ならではのよさ!
塗り壁外壁は職人の手仕事で作ります。
なので一棟ごとに違う外壁になります。もちろんパターンは統一しますが瓜二つにはなりません。世界に一棟しかない外観ですね。
外壁をみて人の仕事が感じられるところが私は好きで自宅でも採用しています。
そして、メンテナンスは基本的にはありません。
汚れもつきますが、工業製品のように雨が染みていくことなどはありませんので何もしなくて大丈夫です。汚れが気になる方は洗浄をする程度です。
初期費用はかかりますが、長い目で見るとコスパがいいのは塗り壁だと思います。
内装が木で味わいが溢れる家の外観を塗り壁にしてみませんか??