工務店スタッフブログ

工務店大工ブログ No,183 人生の3/1以上の時間を過ごす家の中の環境について

いきなり冬将軍血気盛んですね

こんにちわ!工務店大工のヒロシです。

なんか一気に寒くなってしまって。初めはそんなに寒くなくて今年の冬は楽勝なのかなと思っていたら寒いじゃないですか! 慌ててワークマンに冬物買いに行ってきました。それと結構いたんんでいた作業着の入れ替えもかねてぼちぼち買いました。最近の作業着はほんと動きやすいですね。伸縮性がないと話になりませんね。というか疲れ方が全く違うんです。大工はいろんな動きしますんで可動域を妨げる作業服は個人的には苦手です。

前回お話しした気密性能からの続きになります

気密性能について前回少しお話をしましたね!

「断熱性能と同じくらい気密性能も大事なんです」っていう話でした。

今回はその気密性能を良くしてこそ最大効果をうむ換気のお話です。

 

気密性能がいい家は空気が効率よく動く。

気密性能がいいと何が起こるかというと。。

現在、新築住宅には換気することを義務つけられています。なので必ず外の空気を取り込んで室内の空気を排出して入れ替えを行っていますが気密性能が低いと家全体の空気の入れ替えができません。

簡単な例で説明すると。上部に穴が空いたストローで水を飲もうとすると飲めなくなるのと同じ理屈です。

つまり、家に隙間があちこちにあると空気を捨てたくて換気扇を回しているのに動くのは換気扇の近くの隙間から家の中に入った空気だけうごいうているんですね。

こうなると家の空気が澱みます。埃が溜まりやすいとかも言えますね。「〇〇君の家って独特の匂いがする」って昔ありませんでしたか?これはうまく換気できずに澱んでいて生活臭が室内に残っているんですね。

気密性能向上で換気性能も向上!

気密を良くするとエアコンが良く効く効果と換気性能が向上します。

換気性能向上とは隙間がないのでストローで水を吸えるような状態です。

きちんと換気プランを作って、換気口を設置して無駄の少ない換気をすることでいろんなメリットが生まれます。特に私が重要視しているのがハウスダストについて。

木の家だからこそ必要な空気のこと。

家の中で生活をしていると必ず埃やダニの死骸などのアレルゲンを含んだハウスダストが発生します。そのハウスダストは床面から30センチくらいの高さはに浮遊しており、そのエリアはレッドゾーンです。

私もですが、アレルギー体質の大人や子供が多い昨今。原因の一つにハウスダストの連続的な接触と言われています。大人より特に子供はこの30センチに顔が近くなりますし、床面から1メーターでも多くのハウスダストを吸いやすいです。

 

各部屋にある床面排気口でハウスダストを浮遊させない

グリーンウッドが採用しているマーベックスは各部屋に排気口が床面にあります。気密性能を高めた家なのできちんと床面の空気を計画通りに吸って排気してくれます。せっかくの無垢の床ですのでハウスダストリスクの対策をした上でゴロゴロしてほしいです。

人生の3/1以上を過ごすマイホーム

特に子供の頃は3/1と言わず1日の12時間は家にいると思います。そんな住宅の環境は人生に大きな影響を与えるものと思っています。私の実家はシックハウスという言葉が流行る前に建てた家でしたし、埃もすごく溜まる家でした。そのせいかアレルギー体質になってしまったので、自分の子供には良い住環境で暮らしてもらいたいなと強く思っています。

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